ユベントス所属のポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(36)の去就が、パリ・サンジェルマンでプレーするフランス代表FWキリアン・エムバペの動向次第になると、スペイン紙アス電子版が15日に報じている。

同紙はイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトの情報を引用し、クリスティアノ・ロナウドが今夏のユベントス退団を希望しており、代理人のジョルジュ・メンデス氏がすでにいろいろと動いていること、そして移籍先の候補としてパリ・サンジェルマン、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、スポルティングの4クラブの名前が挙がっていることを伝えた。

その中で、現時点ではパリ・サンジェルマンが最有力候補になっているものの、クリスティアノ・ロナウド、エムバペ、ネイマールの給与を同時に支払うことはできないため、クリスティアノ・ロナウドがパリに行くためには、Rマドリード行きのうわさが絶えないエムバペの退団が条件になるとのことだ。

一方、すべての交渉がうまくいかなかった場合、来季もユベントスでプレーするという選択肢も当然あると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)