トットナムの来季指揮官候補に、元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ氏(43)が浮上したと、ESPN電子版が報じた。

トットナムは前ローマ監督のパウロ・フォンセカ氏と交渉してきたが、話し合いが滞っているという。その理由については、金銭面や将来のクラブの方向性について食い違いがあるなど、英国やイタリアでさまざまな報道がなされている。

一方、ガットゥーゾ氏は5月25日に来季からフィオレンティーナの監督に就任すると発表されたばかり。だが選手獲得の方針を巡ってクラブと対立。わずか23日後の今月17日、まだ1試合も指揮を執っていない中で“退任”が決まった。

そこに目を付けたのがトットナム。元ユベントスで、今月12日にトットナムのマネージング・ディレクターに就任したばかりのファビオ・パラティチ氏がガットゥーゾ氏を高く評価しており、指揮官候補として検討しているのだという。

トットナムは今季途中でモウリーニョ監督を解任。今季いっぱいはメイソン・コーチが暫定的に指揮を執っていた。