ラヨ・バリェカノが20日、スペイン1部リーグ昇格プレーオフ決勝第2戦でジローナとアウェーで対戦して2-0で勝利し、3季ぶりの1部復帰を達成した。

この試合にフル出場した前レアル・マドリード監督ジネディーヌ・ジダン氏の次男ルカ・ジダンが試合後、インタビューに応じた。

ルカ・ジダンは今季、多くの試合を第2GKとしてベンチで過ごしていたが、正GKのストレ・ディミトリエフスキが北マケドニア代表の一員として欧州選手権に参加したため、1部昇格プレーオフでレギュラーの道が開かれていた。

「この瞬間を表現する言葉がない。1部昇格はとても素晴らしいことだし、僕たちは諦めることなく、それを達成できたのでみんな喜んでいるよ。僕たちは自分たちが非常に厳しい状況に置かれていることを分かっていたが、ラヨは何度も逆転勝利を収めてきた。これをいつも支えてくれている家族全員にささげたい」と喜びをあらわにした。

ラヨ・バリェカノは今季の2部リーグを6位で終え、1部昇格プレーオフに参加するための最後のひと枠を獲得した。準決勝で負傷欠場した柴崎岳が所属する3位レガネスに勝利した後、決勝で5位ジローナ相手に2試合合計3-2の逆転勝利を成し遂げ、エスパニョール、マジョルカに次ぎ、1部昇格最後の切符を手に入れた。(高橋智行通信員)