ブラジル人MFマテウス・フェルナンデス(23)が不当解雇でバルセロナを訴える予定だと、スペイン紙スポルト電子版が6日に報じている。

マテウス・フェルナンデスは先週、期待されたパフォーマンスを発揮できなかったことにより、バルセロナに一方的に解約解除されていた。マテウス・フェルナンデス側は不当解雇と判断し、本来、契約期間終了の2025年までに支払われる予定だった給与相当の約1500万ユーロ(約19億5000万円)を求め、バルセロナ相手に法的措置を取る予定だと同紙は伝えた。

マテウス・フェルナンデスは昨季、25年6月30日までの5年契約、移籍金700万ユーロ(約9億1000万円)プラス300万ユーロ(約3億9000万円)の出来高ボーナス、契約解除金3億ユーロ(約390億円)という内容でバルセロナに入団。しかし公式戦出場は欧州チャンピオンズリーグの17分間のみとほとんど出番が与えられずにシーズンを終え、最終的に契約解除されることになっていた。(高橋智行通信員)