レアル・マドリードのレジェンドであるFWラウルとGKカシージャスをののしっている06年の音源が流出したばかりの同クラブ・ペレス会長だが、24時間後の14日に今度はC・ロナウド(現ユベントス)と当時のモウリーニョ監督(現ローマ)をなじる音源が見つかった。

06年2月に会長職を辞したペレス会長は、09年に同職に返り咲いた。ESPNによると今度の音源はクラブ復帰後の12年のものだという。

同会長はロナウドについて「こいつは狂ってる。愚鈍で、病気だ」と言いたい放題。さらにロナウドとモウリーニョ監督の代理人であるポルトガル人のジョルジュ・メンデス氏が2人をまるでコントロールできていないと非難した上で「2人には特大のエゴがあり、甘やかされている」とした。さらに「2人ともああいう反抗的な態度を取るから、すべての人に嫌われる」などと話した。

ペレス会長は13日に流出したカシージャスとラウルをののしる音源については、頓挫した欧州スーパーリーグを首謀したことに対する嫌がらせによって流出したとし、発言は前後の文脈を無視して切り取られたものだと強調。法的措置を講じる可能性についても言及していた。