バルセロナのフランス代表FWグリーズマンを復帰させたいアトレチコ・マドリードが、同FW獲得に失敗した場合のオプションとして、ウルバーハンプトンの東京五輪スペイン代表FWラファ・ミル(24)を候補に挙げている。スペイン紙マルカ電子版が19日に報じた。

以前からAマドリードのスポーツディレクターを務めるアンドレア・ベルタ氏がラファ・ミルを気に入っており、ルイス・スアレスのバックアップとしても検討しているという。ラファ・ミルのウルバーハンプトンとの契約は来年6月30日までで、移籍金の発生する今夏、他クラブからのオファーを受け入れる可能性はある。

ラファ・ミルは昨季、ウエスカに期限付き移籍して岡崎慎司とともにプレー。1部残留こそならなかったが、リーグ戦で12ゴールを挙げた。現在は東京五輪スペイン代表に参加しており、17日には日本戦でスタメン出場した。(高橋智行通信員)