レアル・マドリードは19日、U-21スペイン代表FWブラヒム・ディアス(21)が再びACミランへ期限付き移籍すると発表した。契約年数は23年6月30日までの2年間で背番号は10番。

19年1月にマンチェスター・シティーから6年半の契約でRマドリードに加入したブラヒム・ディアスは昨季、出場機会を求め期限付きでミランに加入。公式戦39試合で7得点と活躍した。それが評価され、今季も期限付きでミランでプレーすることになった。

ミランのスポーツディレクターを務めるパオロ・マルディーニ氏はルカ・ヨビッチ、ダニ・セバージョス、アルバロ・オドリオソラにも興味を示しているため、今夏ミランに移籍する選手がさらに増える可能性もある。

Rマドリードは現在、ブラヒム・ディアスがチームを離れたものの、ウェールズ代表FWベールや東京五輪日本代表MF久保建英らが期限付き移籍から戻ったため、計28人の選手を抱えている。しかし、スペインリーグに登録できるのは最大25人までで、さらなる人員整理が必要。今夏中に最低でももう3人を削減しなければならず、久保がその候補のひとりになっている。(高橋智行通信員)