レアル・マドリードが21日、バイエルン・ミュンヘンから5年契約で加入したオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)の入団発表イベントを実施した。

フロレンティーノ・ペレス会長のスピーチ後、クラブのレジェンドであるセルヒオラモスが長らく身につけてきた背番号4を引き継いだアラバが盛大な歓迎に対するお礼を述べ、「今日は僕のキャリアにおける素晴らしい日だ。レアル・マドリードのユニホームを着られることに大いに感激しているし、誇りを感じ、感謝している。皆で一緒に成功を収められることを願っている。アラ、マドリード!」と意気込みを語った。

続いてアラバは記者会見を実施し、Rマドリード加入後初めて記者の質問に答えた。

背番号4を身につけることになった理由について「クラブと話し、その番号を差し出されたんだ。多分、他の番号はなかったと思う。クラブにとってこの番号の意味するものを分かっているよ。それを身につけられるのは光栄なことであるし、モチベーションを大きく高めるものになる。力強さとリーダーシップを表す番号だ」と説明した。

チームに貢献できることについては「僕は誰かと比較されるためにマドリードへ来たのではない。僕はアラバ自身になりたいし、そうあり続けたいと思っている。自分の能力と長所で貢献するつもりだ」と力強く語った。

Rマドリード加入の理由については「キャリアをステップアップさせるために決断した。さまざまなオファーがあったが、第1選択肢はレアル・マドリードだった」と明かしている。

Rマドリード加入が意味することについては「夢が実現した。Rマドリードは世界最高のクラブなので、ここにいられることに大きな誇りを感じている。このユニホームを着ることをずっと望んでいた」と返答した。

最も好きなポジションについては「僕は非常にフレキシブルな選手なので、さまざまなポジションでプレーできる。決めるのは監督だ」と、どのポジションで起用されても問題ないことを強調した。

パリ・サンジェルマンに移籍したセルヒオラモスと退団のうわさのあるバランについては「もちろんラモスと一緒にプレーしたかったよ。トップレベルの選手だからね。彼から学びたかった。もちろんバランとも一緒にプレーしたいと思っている。彼はずっと前から素晴らしいディフェンダーだ」と言及した。

(高橋智行通信員)