3シーズンぶりにユベントスの指揮官に復帰したマッシミリアノ・アレグリ監督(53)が、ポルトガル代表FWロナウドについて「より大きな責任を持つこと」を期待した。ESPN電子版が報じた。

前回アレグリ監督がユベントスを率いた18-19年シーズンのメンバーから、GKブフォンやDFバルザーリらが抜けており、同監督はロナウドらベテラン勢のさらなる奮起に期待。

「他の選手と同様に、ロナウドとも話をしたよ。次のシーズンはとても大事になってくるし『また君に会えてうれしい』と伝えた」「3年前より彼が果たすべき責任は大きくなる。ロナウドが入団した時のユベントスはもっと経験があるチームだったから。ゴールを決めることだけでなく、経験を積んだ選手として(他の選手の)お手本になってほしい」などと話した。

アレグリ監督がユベントスを最後に率いた18-19年シーズンでは、チームはセリエAを制したものの、イタリア杯は準々決勝敗退。欧州チャンピオンズリーグ(CL)も8強止まりだった。これまでチームを2度、欧州CL準優勝に導いた指揮官は「CLに勝つことは我々の最大の目標。クラブ全員の目標だ。それと同時に、選手たちを成長、改善させていきたい」と話し、国内でのライバルについては「昨季セリエA王者のインテル・ミラノが優勝候補だと思う。監督が代わったローマ(モウリーニョ監督)とナポリ(サッリ監督)にも注目している」とした。