レアル・マドリードからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まったフランス代表DFラファエル・バラン(28)の移籍金が、Rマドリード史上4番目に高額の約5000万ユーロ(約65億円)だと、スペイン紙マルカが28日に報じた。

クラブ史上最高額は18年にユベントスへ移籍したポルトガル代表FWロナウドで1億500万ユーロ(約137億万円)。2番目は17年にチェルシーに移籍したスペイン代表FWモラタで8000万ユーロ(約104億円)。3番目は14年にマンチェスターUに移籍したアルゼンチン代表FWディマリアで7500万ユーロ(約97億5000万円)となっている。

バランはアーセナルに4700万ユーロ(約61億1000万円)で移籍したエジル、チェルシーに4500万ユーロ(約58億8000万円)で移籍したコバチッチ、マンチェスター・シティーに4300万ユーロ(約55億9000万円)で移籍したロビーニョ、インテル・ミラノに4000万ユーロ(約52億円)で移籍したハキミなどを上回った。

バランは18歳だった11年にRマドリードへ入団。当時の移籍金はわずか1000万ユーロ(約13億円)だった。それから10年が経過し、計18タイトルを獲得した後、新型コロナウイルスの影響による財政難の中、クラブに約5倍の移籍金をもたらした。(高橋智行通信員)