東京オリンピック(五輪)で大活躍を見せているレアル・マドリード所属の日本代表MF久保建英(20)について、スペイン紙マルカが今季の去就を29日に予想している。

同紙はまず、「五輪で輝き続ける久保に対し、Rマドリードは東京のショーケースに飾られている“宝石”のひとりが成功を収める様子を見て満足している。久保が3試合3得点を記録し、連勝を飾り非の打ちどころのない1次リーグをやり遂げた日本代表をリードする中、Rマドリードはその“爆発”に期待している」とそのパフォーマンスを大絶賛した。

続いて、久保の今季の去就について「Rマドリードの久保に対する第1のプランは再び期限付き移籍先を探し、久保を失うことなく収入を得て、近くで成長を見守ること。EU圏外枠の条件を考慮すると容易ではないが、チームに加える適切なタイミングを待つことだ」と、Rマドリードが再び期限付き移籍の手数料を得た後、将来的にメンバーに組み込む考えがあることを強調した。

しかし、「移籍市場の状況や最近の他の選手(売却したアクラフ、レギロン、オスカル・ロドリゲス、バランなど)に対する決断を考えると、久保に素晴らしいオファーが届いた場合、売却される可能性も否定できない」と、契約がまだ3年残りながらも、状況次第でRマドリードが放出に動く可能性があることを訴えている。

最後に同紙は、「最近、久保の期限付き移籍の候補にレアル・ソシエダードが挙がっている。ビリャレアルとヘタフェでは必要とする機会を得ることはできなかったが、五輪代表ではゴールを決め、素晴らしいサッカーを披露し、生まれ変わっている。五輪終了後、Rマドリードは久保の短期的な将来を決定する瞬間を迎えることになる」と締めくくっている。

今季のスペインリーグ開幕は8月13日と、約2週間後に新シーズンがスタートする中、昨夏同様、久保の去就が注目されるだろう。(高橋智行通信員)