レアル・マドリードが29日、スペイン人DFダニ・カルバハル(29)の契約延長を公式サイトで発表した。契約期間は2025年6月30日までとなっている。

カルバハルの契約はこれまで来年6月30日までだったが、今回、3年間延長されたことにより、少なくともRマドリードで33歳までプレーすることになった。

カルバハルのRマドリード加入は10歳の時の2002年夏。それ以降、下部組織で順調にステップアップし、トップチームデビューはレーバークーゼンでの1年間の期限付き移籍を終えた直後のことで、現監督アンチェロッティ指揮下の2013-14シーズンだった。それ以降、レギュラーの座を守り続けてきたが、昨季は故障に泣き、公式戦51試合中わずか15試合にしか出場できなかった。Rマドリードでこれまで公式戦294試合に出場し、欧州チャンピオンズリーグ4回の優勝を含む計16タイトルを獲得している。

Rマドリードはここのところ、モドリッチ、ルーカス・バスケス、ナチョ、カルバハルの契約延長を立て続けに発表しており、次は来年6月30日で契約切れとなる33歳のベンゼマの番だとスペイン紙マルカが伝えている。しかし、30歳以上の選手に対し1年ごとに契約延長するというクラブの方針に従うことになるため、2023年6月30日まで延長される予定とのことだ。(高橋智行通信員)