現在、東京オリンピック(五輪)に参加中のレアル・マドリード所属MF久保建英(20)にオファーが殺到していると、スペイン紙マルカが5日に報じた。

同紙は、久保が6日に東京オリンピック(五輪)3位決定戦でメキシコと対戦した後、来週、マドリードに戻り今季の去就を決める予定だが、EU圏外枠の問題によりRマドリード復帰が不可能であるため、3季連続の期限付き移籍が決定的だと伝えている。

その状況下、30を超えるクラブからのオファーが届き、ビリャレアル加入を決定した昨夏同様、今夏も久保のもとには多数のオファーが舞い込んでいるが、そのうちのほとんどが期限付き移籍での獲得を希望するものであるという。

最も関心を示しているクラブとして、Rマドリードと関係性を築いているレアル・ソシエダードが挙がるほか、2季前に所属したマジョルカやブンデスリーガのさまざまなクラブが興味を持っていると同紙は伝えている。

今季のスペインリーグ開幕まであと10日を切っており、久保はそれまでに新たな決断を下すことになりそうだ。(高橋智行通信員)