ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドをマンチェスター・ユナイテッドに売却したユベントスは現在、早急に代わりとなる選手を探しているもよう。その状況下、レアル・マドリードに所属するベルギー代表FWエデン・アザール(30)を最有力候補に挙げていると、スペイン紙マルカが28日に報じた。

アザールは2019年夏に移籍金1億ユーロ(約130億円)でRマドリードに加入した後の2年間、度重なる故障に苦しめられてきたが、今季はコンディションを整え、リーグ開幕からの2試合に先発出場している。

同紙によると、アザールはRマドリードでプレーを続けるという考えを持っている一方、エムバペが加入した場合、スタメン入りが難しくなることを理解しているという。チームで重要な存在になることを望んでいるが、現時点ではそれを感じられていないとのことだ。

同時にユベントスは財政状況にあまり大きな影響を与えず、さらにバルセロナで戦力外になっているボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチを復帰させることができる取引を求めているという。そのため、アザールを期限付き移籍で獲得することを希望しているが、移籍に関して最終的な決定を下すのはベルギー代表FW自身だと同紙は伝えている。(高橋智行通信員)