スペイン1部レアル・マドリードへの移籍が報じられていたフランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)は、急展開がない限り今シーズンはレアルに移籍せず、レアルとPSGの交渉はすでに中断していると、31日付フランス紙レキップが報じた。

30日午後の複数スペインメディアと、とりわけマドリードのクラブの関係者らによると2つのクラブの交渉は終了したという。「26日にレアルが2度目のオファー、1億7000万ユーロ(約221億円)+1000万ユーロのボーナス(ほぼ自動的)を提案して以降、PSGは全く返事をしていない」とレキップは伝えた。

さらに同紙は、30日にスペインで、レアルの3度目のオファー、2億ユーロがパリに口頭で提案されたという情報が流れたが、PSGは断固として否定したとした。(松本愛香通信員)