今夏の移籍市場最終日を迎える中、バルセロナがポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(21)の期限付き移籍をアトレチコ・マドリードに申し入れたと、バルセロナの地元ラジオ局RAC1が31日に報じている。

バルセロナはエメルソンをトットナム、イライクス・モリバをライプチヒにそれぞれ売却する交渉をほぼ終えている中、メンバーを補完するため、FW獲得を求めているもよう。その状況下、ジョアン・フェリックスの年俸全額の支払いを引き受けるオファーを提示し、31日中の返事を待っているところであるというが、当然のことながら、Aマドリード側が拒否すると推測されている。

ジョアン・フェリックスは欧州選手権参加後、7月2日に右足首の手術をしており、現在リハビリ中で、まだ今季のリーグ戦に1度も出場していない。昨季の公式戦成績は40試合出場10得点だった。

(高橋智行通信員)