今夏の移籍市場終了間際にバルセロナからアトレチコ・マドリードへの期限付き移籍が決定したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(30)の年俸が大幅減になると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が2日に報じた。

同紙によると、グリーズマンのバルセロナ時代の年俸は手取り2000万ユーロ(約26億円)超。それに対し、今季Aマドリードで受け取る年俸は半額以下の手取り1000万ユーロ(約13億円)になる。ただこの金額はAマドリード内ではルイス・スアレス、コケ、ヤン・オブラクら主力選手と並び、クラブ最高給レベルのものだという。

グリーズマンの今回の契約は1年延長オプション付きの1年間の期限付き移籍。ムンド・デポルティボ紙によると、期限付き移籍の手数料としてAマドリードがバルセロナに1000万ユーロ(約13億円)を支払う。さらにこの契約には4000万ユーロ(約52億円)の買い取り義務オプションが付いている。(高橋智行通信員)