アルゼンチンFWメッシ(パリ・サンジェルマン)がハットトリックを決め、「王様」ペレを抜いて代表通算79得点をマークし南米選手最多に躍り出た。

7月3日の南米選手権準々決勝のエクアドル戦で代表通算76点目を決め、ペレの77得点にあと1と迫っていたメッシはホームでのボリビア戦の前半14分、ペナルティーアーク付近から左足シュートをゴール左へ放り込んで先制ゴールを挙げて並ぶと、後半19分に自らのシュートのこぼれ球を右足で蹴り込んでペレ超えを達成。さらに同43分、味方シュートのこぼれ球を押し込んで79得点まで伸ばした。チームもボリビアに3-0で快勝した。

ブラジルはホームでペルーを2-0で下した。前半14分にFWネイマールの折り返しをMFエベルトンリベイロ(フラミンゴ)が流し込んで先制し、同40分には味方シュートのこぼれ球をネイマールが押し込んだ。

ウルグアイは試合終了直前のMFペレイロ(カリャリ)のゴールでエクアドルを1-0で下した。コロンビアはFWボルハ(グレミオ)が2得点を決め、ホームでチリを3-1で退けた。パラグアイはホームでベネズエラに2-1で競り勝った。

8連勝のブラジルが首位を走り、勝ち点18のアルゼンチンが2位。同15のウルグアイが3位に浮上した。エクアドルは同13で4位後退。5位はコロンビア。

南米予選は上位4チームが本大会へ進出し、5位チームは大陸間プレーオフへ回る。