レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベール(32)が負傷により約1カ月間の戦線離脱を余儀なくされる可能性が出てきた。スペイン紙マルカ電子版が13日に報じた。

ベールは11日の練習で右足に違和感を感じ、翌日のセルタ戦を欠場。13日に検査を受け、右足太もも裏の負傷と診断されたという。

ベールのけがに関してクラブは詳細を発表していないが、マルカ紙は来月の国際Aマッチ期間後まで回復に時間がかかる可能性があると伝えている。

その場合、国内リーグ4試合(対バレンシア、マジョルカ、ビリャレアル、エスパニョール)、欧州チャンピオンズリーグ2試合(対インテル・ミラノ、シェリフ)の計6試合の欠場を余儀なくされ、10月半ばのビルバオ戦まで戦列復帰を待つことになる。

ベールは昨季、期限付き移籍でトットナムに所属。前半戦はけがや病気で約70日間欠場したが、今年1月以降は一度もフィジカル面に問題を抱えておらず、今回のけがは約8カ月ぶりのものとなった。

ベールは今季、セルタ戦以外のリーグ全3試合で先発し、1得点。今月行われたワールドカップ(W杯)予選のベラルーシ戦ではハットトリックと、上々のスタートを切っていた。(高橋智行通信員)