アーセナルサポーターが日本代表DF冨安健洋(22)の加入について「新たなバカリ・サニャを獲得した」と喜んでいると、英サン紙電子版が報じた。

冨安はボローニャからアーセナルに加入後、右サイドバックとしてプレミアリーグ2試合に先発。いずれも1-0のウノゼロ勝利に貢献した。

フル出場した18日のバーンリー戦ではチーム最多79回のボールタッチをマーク。相手選手とのデュエルには100%勝利し、それぞれ5度のリカバリー(こぼれ球奪取)とクリアも記録した。

サン紙によるとサポーターたちは、かつてアーセナル、フランス代表で活躍し、ベンゲル監督から「リーグ最高の右サイドバック」を称されたサニャとの類似点を見いだして冨安を絶賛しているもようで、「サニャを思い起こさせる」と話しているという。

あるサポーターは「守りは堅実で、パスでシンプルにつなぐから、彼がどれほど良い選手なのか見落としそうになるほど。まだ加入間もないが有望だ」と冨安をたたえ、別のサポーターは「サニャのようなバイブを感じた。デュエルに強いし、あのサイズで俊敏性がある。ボールを持った時も速い」などと評価。冨安は早くもファンの信頼を勝ち取っているようだ。