エバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(30)が、カタール1部アルライヤンに移籍することが決まった。クラブが22日、発表した。

ハメスは今季、ラファエル・ベニテス監督がエバートンの指揮官に就任して以来、公式戦でプレーしていなかった。今夏の移籍期間中には古巣ポルトへ復帰する可能性もあったが実現しなかった。

カタールの移籍期間は9月30日まで。ハメスは現地に赴いてクラブと話し合いを行い、契約に合意。メディカルチェックもクリアした。

エバートンのベニテス監督はこれまで「いつだって最後は選手が決めるもの。いくつかのリーグの移籍期間はまだ期限を迎えておらず、我々のチームはファイナンシャル・フェアプレー(FFP、クラブの赤字経営を禁じる欧州サッカー連盟のルール)に問題を抱えている。何か策を考えなければならないし、成り行きを見てみよう」と、ハメスの移籍を容認する構えを見せていた。