マンチェスター・ユナイテッドはウェストハムに0-1で敗れ、3回戦敗退となった。立ち上がりに精彩を欠いて、前半9分に失点。その後、徐々に盛り返し、グリーンウッドらを投入してからは攻勢で、計27本のシュートを放ったが、追いつけずじまいだった。

クラブの公式サイトによると、本拠地オールドトラフォードでウェストハムに勝利を献上するのは14年ぶりという。ロナウドはベンチ入りしなかった。

試合後、スールシャール監督は「決定機が足りなかった。プレッシャーはかけたが、決めきれなかった」と早期敗退に落胆しつつも、地元メディアに対して「この大会は伝統的に選手にプレー時間を与える場でもある。それがリーグ戦や欧州チャンピオンズリーグ、FA杯で生きてくるはずだ」などと説明。同時に途中出場したグリーンウッドを「とてもインパクトがあった。フレッシュで切れがあり、ゴールを決めてもおかしくなかった」と高評価した。

さらに「今後も試合は続く。このカップ戦での敗退を除けば、シーズン序盤としては悪くない。これからしっかり集中していく」と気を引き締めていた。