マジョルカが22日、アウェーのサンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードと対戦し、1-6の惨敗を喫したのを受け、マジョルカの地元紙ウルティマ・オラは、マジョルカにとって21世紀最大の敗北だと伝えている。

同紙によるとマジョルカはこれまで、最後にスペインリーグでこのような大量失点で敗れたのは30年以上前の1988年2月7日にアウェーで行われたアトレチコ・マドリード戦で0-7だったという。マジョルカはそれ以降、今回のような屈辱を受けたことは1度もなかったとのことだ。

ルイス・ガルシア監督はRマドリード戦後の会見で「もしアウェーで悪い試合をやってしまうと敗北を喫することになるが、サンティアゴ・ベルナベウでRマドリード相手にそのような試合をやってしまった場合、大量失点を喫することになる」と嘆いていた。

マジョルカは今季のリーグ戦、最初の3試合の成績が2勝1分けと幸先の良いスタートを切っていたが、今回の敗戦により現在、3戦未勝利が続いている。この状況下、26日にホームで行われる次節で、残留争いのライバルと目されるオサスナと対戦する。絶対に負けられないこの一戦を考慮し、ルイス・ガルシア監督はRマドリード戦で7人を入れ替える大幅なローテーションを実施し、主力の大半を温存したとみられている。(高橋智行通信員)