マジョルカの日本代表MF久保建英(20)が22日、所属元のレアル・マドリードとスペインリーグ第6節で対戦し、5試合連続の先発出場を果たした。右サイドハーフでプレーして2本のシュートを放つも、右ひざを痛めてハーフタイムでの交代を余儀なくされていた。

久保は23日に自身のインスタグラムを更新し、日本語とスペイン語でけがの具合を説明。「昨日の試合中のワンプレーでひざをけがしてしまい、少しの間チームを離れることになってしまいました」と明かし、「とても重要な時期にチームと代表の力になれないことはとても悔しいですが、今度はピッチ外から応援をしたいと思います。そして1日でも早く復帰をしてチームの力になれるように、今自分にできることを頑張ります」と日本語でつづった。またスペイン語の文章で「重傷ではありません」とも伝えている。

マジョルカのルイス・ガルシア監督はRマドリード戦後の記者会見で久保のけがについて、ひざに痛みがあるため本人から交代を直訴されたことを明かしていた。現時点でクラブは故障の状況について何も発表していないが、この後、スペインリーグ数試合および日本代表での来月7日のW杯予選サウジアラビア戦、12日同オーストラリア戦の欠場が濃厚となっている。(高橋智行通信員)