25日に欧州王者チェルシーとの大一番を迎えるプレミアリーグ覇者マンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督(50)が「チームには(得点力のある)武器が欠けている」と話した。

同監督は24日、前日会見に出席。「ウチにはチェルシーやマンチェスター・ユナイテッド、トットナムやその他クラブが持っている武器がない。だからチームとしてできることをやらないといけない。我々には1人で25点を取れる選手がいないから」と話した。

マンチェスターCは今夏、トットナムのイングランド代表FWケーン獲得を目指したが失敗。一方のチェルシーはベルギー代表FWルカクをインテル・ミラノから獲得し、今季ここまで4勝1分けの勝ち点13で首位に立っている。またライバル、マンチェスター・ユナイテッドもポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウドを加え、同FWは公式戦3戦4発と結果を出している。

グアルディオラ監督は「チェルシーはもともと強かったのに、ルカクを加えてより強くなった。だがこの試合はウチにとってのチャレンジだ。悲しいとか、チームに失望しているとか、そういうことは言いたくない」とし「我々は何年もセルヒオ(アグエロ、現バルセロナ)を所有するという特権に恵まれた。だがここ1年半ほどはケガで彼を使うことができなかった。それでもウチは自分たちのやり方で生き残ってきた」とチームとしての戦い方に自信を見せていた。