翌日にレバンテ戦を控えるバルセロナは25日、FWアンス・ファティ(18)を約11カ月ぶりにメンバーに招集した。

ファティは昨年11月7日のベティス戦で左膝内側半月板を損傷。当初の診断では全治4カ月だったが回復状況が思わしくなく、度重なる手術を受けることになった。今月半ばにようやくグループ練習に復帰し、322日ぶりに招集メンバー入りを果たした。

クーマン監督は前日会見でファティの起用法について「最大で15分ほど出場する予定だ。最も重要なのは選手がしっかりと回復することであり、焦る必要はない」と話した。またファティ本人は戦列復帰するにあたり「再び試合に出場してサッカーを楽しみたい」とコメントした。

バルセロナの下部組織出身のファティは19-20年シーズンにトップチームデビュー。公式戦43試合に出場し、13得点3アシストを記録している。

レバンテ戦ではデンベレ、アグエロ、ペドリ、ジョルディ・アルバ、ブレイスウェイトがけが、フレンキー・デ・ヨングが出場停止で欠場する予定だ。(高橋智行通信員)