バルト3国、リトアニアの強豪スドゥバ入りした元日本代表MF本田圭佑(35)がリトアニアでデビューし、いきなりゴールを決めた。

背番号3は、右サイドの攻撃的な位置でホームのバンガ戦に先発。1-0の後半19分に、ゴール右からDFと競り合いながら、浮き球を胸トラップでコントロールして落とし、右足でねじ込んだ。異なる9つの国の1部リーグでの得点を記録し笑顔でガッツポーズ。4-0大勝に大きく貢献した。

試合後、本田はYouTubeの公式チャンネルでライブ配信を実施。質問に答える形で、試合を振り返った。

デビュー弾にも冷静で、「全然ね、もっとやれたなという反省点の方が多い。調整の仕方に反省点がありましたね。結果的に、ふくらはぎにすごくストレスがきていた。次も、こういう形の契約のスタイルで、サッカー選手を続けていくんだとしたら、入国してから10日ちょっとで試合に出ることが今後もあると思う。そこで90分間出てしっかり活躍できるように、今回の反省点を次に、生かしていきたいですね」と話した。移籍即、90分フルに活躍することをイメージし、次の移籍先でのより早期のコンディション調整にも、目を向けた。

Jリーグとのレベル差についての質問には、「さすがにJリーグの方がレベルは高いんですけど、でも、それは相対的なもので、いつも試合というものは(そう)考えないといけない」と回答。リーグのレベル=活躍しやすいかどうか、という単純なものではないとも、分析した。