南野拓実が所属するリバプールは28日(日本時間29日)に欧州チャンピオンズリーグ(CL)で、敵地でポルト(ポルトガル)と対戦する。両チームは2018年、2019年の欧州CL1次リーグでも対戦しており、リバプールは敵地で5-0、4-1と快勝していた。だが、クロップ監督は前日会見で、この過去の経験は自分たちのアドバンテージにはならないと話している。

同監督は「ポルトは選手の出入りがよくあるので、常に変化している。一方で(コンセイソン)監督は同じだ。相手の立場になって考えれば、同じ失敗は繰り返したくないだろう」と警戒。同時に「彼らは出場メンバーやシステムによってさまざまな面があり、我々はそれに備えねばならない。通常は4-4-2でプレーするが、すぐに4-5-1に変わることもある。彼らにはさまざまなオプションがある」と、入念な準備が必要とした。

また、1次リーグ初戦でポルトはアトレチコ・マドリードと0-0で引き分けており、同監督は「どちらが勝利に近かったかというと、ポルトだと思う」と評価する。

リバプールは初戦でACミランに3-2で勝利も、このB組は難敵ぞろいなだけに、1試合も油断できないということなのだろう。