欧州チャンピオンズリーグ1次リーグで28日(日本時間29日)、ACミランはアトレチコ・マドリードをホームに迎え、2014年2月19日以来の対戦となる。

ミランは初戦のリバプール戦で2-3の黒星発進。初勝利が求められる第2戦でも強敵が相手になる。クラブ公式サイトによると、前日にピオリ監督はAマドリードについて「彼らは土曜日(25日)までスペインリーグで無敗。優れた(シメオネ)監督と経験豊富な選手がいる強力なチームで、どんな小さなミスも見逃さない。キックオフから試合終了のホイッスルまで集中力が求められる」と話し、「小さなディテールがすべての違いにつながってしまう」と表現。日本語の「神は細部に宿る」というところだろうか。

さらに「リバプール戦では集中力を欠いて失点を招いてしまった。シンプルにプレーせねばならない」と続けている。

ミランはイブラヒモビッチが負傷で不在だが、ジルーがコロナでの離脱から復帰、25日のスペツィア戦で先発出場したのが好材料。守備面では「エルナンデスの守備は磨きがかかり、土曜日(25日)のプレーはベストの1つだった」と話している。

また、仮に2連敗となってしまうと、かなり難しい状況になるが、「これは重要な試合ではあるが、決定的な試合ではない。この後に4試合残っている」と強気だった。