マジョルカのルイス・ガルシア監督(48)は1日、右膝を負傷している日本代表MF久保建英(20)の離脱期間について「1カ月強」と改めて説明した。

同監督はレバンテ戦の前日会見に出席。9月22日のレアル・マドリード戦で右膝を痛めた久保の状況について「引き続き治療を受けている。正確な復帰時期は分からないが、1カ月強は欠場することになるだろう」と、これまで同様に答えた。

久保は依然として松葉づえを使っており、すぐに復帰できるような状態ではない。ガルシア監督は「50日間欠場しているライージョのように、けがはシーズンを通じて起こることなので、我々はそれをうまく解決し、前進していく必要がある。(久保の)欠場期間は約1カ月だが、それは最初の診断結果によるものなので、3週間後にそれが正しいかどうか分かるだろう」と説明した。

対戦相手のレバンテは開幕から7試合勝利がなく、勝ち点4で20チーム中17位に沈んでいる。「同じ監督で長年やってきたチームだ。前線には毎年、合計で25ゴールを決めている2人のFWがいる。モラーレスとロジェールはそのように優れた選手であり、私はレバンテで最も危険な選手だと思っている」と攻撃力を警戒した。

マジョルカは現在、2勝2分け3敗で、勝ち点8の12位。ここ4試合未勝利(1分け3敗)となっている。(高橋智行通信員)