長谷部誠(37)と鎌田大地(25)の所属するアイントラハト・フランクフルトが2-1で逆転勝ち。今季初勝利を挙げるとともに、王者バイエルン・ミュンヘンに今季初黒星をつけた。これでEフランクフルトは王者相手に2連勝となったが、リーグ戦でアウェーでBミュンヘンに勝つのは00年11月18日以来、実に21年ぶりのことだった。

試合はBミュンヘンが前半29分にゴレツカの今季初ゴールで先制。しかしEフランクフルトは3分後、コスティッチの左CKをヒンターエッガーが頭で合わせて同点ゴール。さらに後半38分にはコスティッチが左45度の角度から豪快な決勝の左足シュートを突き刺した。

守っては、相手のシュートがポストをたたくなどの幸運に加え、GKトラップが何度も好セーブを見せてBミュンヘンの猛攻を防いだ。トラップは「集中しなければならなかったし、この試合に勝つんだという強い意志が必要だった。そして全員が勝利を信じていた。ロッカー室でも良い雰囲気だったし、今日の試合に勝てたのは本当に素晴らしい」と喜んだ。

長谷部はベンチ外、鎌田は出番がなかった。