ユベントスが冬の移籍市場で中盤の補強を考えており、レアル・マドリードの選手とのトレードを希望しているという。

スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が12日に報じている。

同紙はイタリアのメディア「カルチョメルカート.com」の情報を元に、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督がRマドリードのスペイン人MFダニ・セバージョスの獲得を望んでいると伝えた。その代わりとして、戦力に考えておらず1月の放出を希望しているフランス代表MFアドリアン・ラビオを提供することを検討しているとのことだ。

セバージョスは今夏の東京オリンピック初戦のエジプト戦で左足首などに重傷を負ったため、アーセナルでの2年間の期限付き移籍を経て今季Rマドリードに復帰したものの、まだ1試合も出場しておらず、将来が不透明だと同紙は伝える。

また、Rマドリードのカルロ・アンチェロッティ監督がエバートンを指揮していた時にラビオを欲していたという情報もあるため、状況次第で今後、何らかの動きがあるとみられている。(高橋智行通信員)