ニューカッスルが次期監督候補として、昨季までローマを率いたパウロ・フォンセカ氏(48)をリストアップしていると、ESPN電子版が報じた。

サウジアラビア政府系ファンドが主体の共同事業体が買収したニューカッスルは15日、次戦17日のトットナム戦は現在のスティーブ・ブルース監督が指揮を執ると発表。監督通算1000試合目を迎える同監督に花を持たせる見通しとなった。

だがESPNによると、ブルース監督は違約金800万ポンド(約12億7000万円)を支払われて、来週中には解任されるもよう。後任候補として真剣に検討されているのがフォンセカ氏だという。

フォンセカ氏は契約満了のため、昨季限りでローマの指揮官を退任。今季開幕前にはトットナムの監督候補としても名前が挙がっていた。

ニューカッスルはフォンセカ氏の他にも前チェルシー監督のフランク・ランパード氏や、20年12月までドルトムントを率いたスイス人のルシアン・ファブレ氏を指揮官候補として検討しているとみられる。