11季ぶり19度目の優勝を目指すACミランが0-2から逆転勝ちし、今季開幕から8戦負けなし(7勝1分け)とした。

ベローナを相手に前半を0-2で折り返す苦しい展開。だが後半14分にチェルシーから新加入のFWジルーがヘディングゴールを決めて反撃開始。同31分にはMFケシエが同点PKを成功させ、その2分後にオウンゴールで勝ち越した。

ESPN電子版によるとACミランが開幕8試合で勝ち点22をマークしたのは、94-95年シーズンに勝利に勝ち点3が与えられるようになって以来、最高のスタートだという。

ピオリ監督はスカイ・イタリアの取材に「前半はベローナの方が良かったが、ハーフタイムに選手たちが良い表情をしていた。みんなの頑張りで逆転することができた。後半は我々にとって、どれだけ精神的に成熟しているかというテストだった」と話した。

ACミランでは、アキレス腱(けん)の故障で1カ月以上、戦列を離れていたFWイブラヒモビッチが途中出場で復帰。これもチームにとって朗報となった。