トットナムが敵地でニューカッスルを3-2で下した試合で、試合が一時中断するアクシデントがあった。

前半途中で観客が心臓発作を起こしたように倒れ、それに気づいたトットナムDFレギロンが主審に中断を要請。同MFダイアーはスタッフに救助を促した。迅速な対応もあって、その観客は無事に緊急搬送され、ニューカッスルによると「サポーターは意識を取り戻し、病院に運ばれ、会話もできる」という。

AP通信などによると、レギロンは「観客が叫んでいるのが聞こえた。1人の男性が倒れているのを見て、緊急事態だと思った。主審に『試合を止めなければならない。このままプレーすることはできない』と言った。彼(倒れた観客)は無事? それが最も大事なことだ」と振り返った。

試合はトットナムが前半2分に先制を許すも、同17分にエンドンベレ、同22分にケーンがゴールを決めて逆転し。前半終了間際には孫興民が追加点。試合終盤にダイアーがオウンゴールを献上したが、逃げ切った。今夏には移籍話が取りざたされながらもトットナムに残ったケーンにとって、今季初ゴールだった。