【マドリード=高橋智行通信員】アトレチコ・マドリードは南野拓実が所属するリバプールに2-3で敗れた。南野はベンチ入りも出番はなかった。

以下、試合後にAマドリードのシメオネ監督は記者会見で語った一問一答。

-今回の敗戦を運が悪かったと思うか?

シメオネ監督 私は運がいいとか悪いとかのような単純な言葉にはこだわらない。リバプールは力強く試合をスタートしていたし、2回のチャンスで2ゴールを決めてきた。もし他のチームならこれで崩れてしまうだろうが、我々はうまく持ちこたえることができたし、ジョアンやグリーズマン、カラスコにチャンスがあった。退場者が出てしまい、PKも与えられなかったが、素晴らしい試合だったよ。両チームとも必ず抗議することはあるし、ミラノ(ACミラン戦)では相手に退場者が出て我々が恩恵を受けたが、今日はその反対になった。

-レフェリーに被害を受けたと思うか?

シメオネ監督 いや、そんなことはない。私はピッチで怒ることもあるし文句を言うこともあるが、彼らの決定を受け入れている。もしVARがPKでないと判断したのなら、それはPKではないんだ。グリーズマンのプレーはレッドカードだと判断されたが、我々が被害を受けたとは思っていない。レフェリーはとても良くやっていたからね。リバプールが試合をいい形でスタートしたが、我々もそれにうまく応えていたし、試合終了間際にはコレアに同点のチャンスもあった。

-VARの決定

シメオネ監督 私は同じように考え続けている。改善の余地はあるかもしれないが、VARは素晴らしいものだ。たとえPKに見えたとしても、VARがそうでないと判断すればPKではないんだ。

-1次リーグの行方

シメオネ監督 油断することはできない。4チームとも優れているので最終的に勝ち点を取り合うことになると思う。ポルト-リバプール戦はおかしな試合だったよ(5-1でリバプールが勝利)。なぜなら今日はポルトがミランに勝っていたからね。