ドルトムントのノルウェー代表FWハーランドが再び戦線離脱となった。

独メディアによると、23日のビーレフェルト戦に向けた会見でローゼ監督が明かし、「股関節屈筋の故障で数週間の離脱」と伝えられている。

ハーランドは筋肉系の故障で9月25日ボルシアMG戦以降3試合欠場、今月の国際Aマッチ週間でもノルウェー代表には参加できなかったが、16日のマインツ戦、19日の欧州CLアヤックス戦にはフル出場していた。

21歳の若きエースFWハーランドに加え、ムニエとシュルツも故障離脱するようで、ローゼ監督は「これはさらに若い選手にとっては、自分をアピールするチャンスになる」と話したという。

ドルトムントは現在、首位バイエルン・ミュンヘンに勝ち点1差の2位。今節の相手で奥川雅也が所属するビーレフェルトは今季未勝利で17位ながらも、敗戦は3回だけと、引き分け巧者? ローゼ監督は「守備ラインが安定していて、積極的な守りもするし、クロスやセットプレーで脅威を生み出す」と警戒した。

同時に、19日の欧州CLアヤックス戦で0-4と完敗したことも懸念材料。これについて指揮官は「昨日我々はひざを交えて、やるべきことについて突き詰めていった。誰もあんな結果は望んでいなかった。その反応から、再びよりよくなるはずだ」と話していたという。