プレミアリーグで現在6位のマンチェスター・ユナイテッドは、24日に同2位で南野拓実が所属するリバプールをホームに迎える。名門対決であると同時に、マンUのクリスティアノ・ロナウドとリバプールのモハメド・サラーの「エース対決」が注目される。ロナウドは今季マンU復帰後8試合で6得点、サラーは公式戦9試合連続ゴールとともに好調だ。

これについてマンUの公式サイトでは、22日の両チーム監督のコメントを紹介している。

マンUのスールシャール監督は「どんな試合においても私はクリスティアノの後ろ盾となる。彼は独特です。とはいえ、サラーも乗っているし、我々は彼に対して全力で守備をしなければならない」「もちろんサラーだけでなく、他の選手も素晴らしい。私はリバプールの3トップのファンでもある。無失点に抑えるため、95分間集中する必要がある」と話し、リバプールの攻撃陣を警戒している。

また、リバプールのクロップ監督はロナウドVSサラーという構図について「それについて考えたことはなかった」「なぜ2人を比較する必要があるのでしょう? 2人とも明らかに世界クラスの選手だ」と前置きした上で、「ロナウドの左足は悪くないが、サラーの左足の方が上だ。ロナウドは空中戦では分があり、右足は上回るかもしれない。ただ、2人ともスピードに優れ、ゴールを決めることへの執念がすごい。おそらくそういうことだ」と話したという。ともに世界トップ級の才能を持つことを認めつつ、得点への欲望が2人の共通点と言いたげのようだ。