バルセロナのロナルド・クーマン監督(58)が、85年ぶりにクラシコ3連敗を喫した。24日(日本時間25日)、スペイン紙ムンド・デポルティーボ電子版が報じた。バルセロナは同日、ホームにレアル・マドリードを迎えたが、1-2で破れた。これによりクーマン監督は昨季のホームゲーム(1-3)、アウェーゲーム(1-2)の敗北を合わせ、クラシコ3連敗となった。

クーマン監督は試合後「クラシコでの敗北は勝ち点3を失う以上の意味を持つ」と認めつつも「我々には落ち込んでいる時間などない。水曜日に新たな試合があるので、自分自身で立ち直る以外の方法はないんだ。今日は悲しんでも構わないが、明日からは水曜の試合に向けた準備をする必要がある」と先を見据えた。

またスペイン紙スポルトによれば、クーマン監督は1935-36年シーズンにバルセロナの監督を務めたアイルランド人のパトリック・オコンネル氏に並び、クラブ史上ワースト記録となるクラシコ最多連敗の監督となったという。オコンネル氏は当時、レアル・マドリードにリーグ2試合と国王杯で3連敗していた。(高橋智行通信員)