サッカーの女子米国代表が26日、ミネソタ州のアリアンツ・フィールドで韓国代表と親善試合を行い、6-0で勝利した。

この試合をもって米国代表FWカーリー・ロイド(39=米NWSLゴッサム)が代表から引退。試合前にはセレモニーが行われ、世界歴代2位となる代表通算316試合目の出場を記念したユニホームが贈られた。

先発したロイドは無得点だったが、後半21分に交代する際には、スパイクを脱いでピッチで仲間と抱き合い、ファンはスタンディングオベーションで女子サッカー界のレジェンドを送り出した。

ロイドはアビー・ワンバック(184点)、ミア・ハム(158点)に続く米国史上3位の通算134得点をマーク。国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手に2度輝いた。

この日の試合後には「感情的になったけど、今は穏やかな気持ちと満足感がある。ここまで素晴らしい旅路だった。すべてをささげてプレーできたし、今度は人生の次のステージへ歩んでいける」と笑顔で話した。

ロイドはプレーオフが残っているゴッサムでは今季最後までプレーする。