バルセロナOBで現在アルサド(カタール)で監督を務めるシャビ・エルナンデス氏(41)が、バルセロナの新監督就任で合意済みだと28日、スペイン紙スポルト電子版に報じた。近く正式発表される見込みだという。バルセロナは同日、ロナルド・クーマン監督(58)を成績不振で解任。後任候補として、シャビ氏を筆頭に、リバープレート(アルゼンチン)のマルセロ・ガジャルド監督などの名前も挙がっていた。その中で、クラブは新たなプロジェクトを開始するためにシャビ氏を最適な人物と考えているという。

同紙によれば、バルセロナはすでにシャビ氏本人と合意しており、残すはアルサドとの契約解除で合意するのみになっているという。契約解除金が100万ユーロ(約1億3000万円)に設定されているが、弊害はなさそうだ。

またクラブは同日、新監督が決定するまでの暫定監督として、バルセロナBチームを率いるセルジ・バルファンが暫定監督を務めることを発表した。(高橋智行通信員)