バルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティ(19)が全治4~6週間のケガを負ったとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が7日、伝えた。

ファティは6日セルタ戦に先発し、前半5分に先制ゴール。だが同44分に左足を痛め、ハーフタイムにバルデとの交代を余儀なくされた。

クラブは左足大腿(だいたい)二頭筋(太もも裏)負傷と発表。ムンド・デポルティボ紙によると全治には4~6週間かかるもようだという。

ファティは昨年11月に左膝内側半月板を損傷。今年9月25日のレバンテ戦で約11カ月ぶりに戦列復帰した。今月2日のディナモ・キエフ戦で決勝点を決めるなど活躍を見せてきたが、セルタ戦で今季2度目のケガを負うことになった。

スペイン紙アスによると、バルセロナは現在、不整脈を患うアグエロ以外にも、負傷者10人を抱えている。プレシーズンの練習から一度も負傷していないのはウムティティ、リキ・プッチ、ブスケツ、デパイ、ルーク・デヨングの5人だけだという。(高橋智行通信員)