バルセロナがスペイン代表MFガビ(17)の契約延長交渉をすでに開始していると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が15日に報じている。

ガビは今季、トップチームデビューを果たすと、さらにスペイン代表史上の最年少デビュー選手となり注目の的になっている。バルセロナはこのようにセンセーショナルな活躍を見せるガビをクラブの将来を担う選手になると判断し、2023年6月30日で切れる契約の延長に向けた話し合いを2カ月前にスタートしており、新たに3年延長の26年6月30日まで契約を結ぶことを望んでいると同紙は伝えている。

さらにクラブは、ガビのバルセロナでプレーを継続して成功を収めたいという忠誠心を認識しつつも、強豪クラブに引き抜かれるというサプライズを回避するため、契約解除金を現在の5000万ユーロ(約65億円)から、最近契約延長を終えたばかりのアンス・ファティやペドリと同額の10億ユーロ(約1300億円)にまで大幅に値上げる可能性があるとのことだ。

ガビは今季ここまで公式戦14試合に出場し1アシストを記録。さらにスペイン代表デビューからの4試合全てに先発出場し、来年のワールドカップ(W杯)出場権獲得に貢献していた。(高橋智行通信員)