ドイツ2部ブレーメンは20日、今季から指揮を執るマルクス・アンファング監督(47)とフロリアン・ユンゲ・アシスタントコーチが辞任したと発表した。

アンファング監督は偽造した新型コロナワクチン接種証明書を使用した疑いが持ち上がっており、当局から捜査対象となっていた。

同監督は19日にクラブを通じて発表した声明の中で、ワクチン接種センターで2度コロナワクチンを接種したと主張し「問題が早期に解決されることを願う」としていた。

アンファング監督は昨季はダルムシュタットを指揮。2部降格が決まったブレーメンの指揮官に今年6月に就任したばかりだった。

英スカイ電子版によると、同監督は「クラブ、選手たち、家族、自分自身にも多大なストレスを与えてしまった。即刻、監督の座から退きたいと思う。今日(20日)のシャルケ戦、そして将来的なブレーメンの成功を成功を祈っている」などとコメントした。

シャルケ戦はゼンコビッチ・アシスタントコーチが指揮を執るという。