アイントラハト・フランクフルトの元日本代表DF長谷部誠(37)が自身の去就を来年4月に決断すると説明した。独ビルト電子版とのインタビューで明かした。

長谷部は今季が最後のシーズンになるのか? と聞かれると「過去3年『今季が最後』と言いながら、契約を延長してきた。だからもう今季が最後とは言わない。クラブが自分にプレーを続けてほしいのか、自分がプレーを続けるつもりなのか、まったく分からないから。4月に決断すると思う」と答えた。

長谷部は現在、昨季限りで引退した元ドイツ代表MFケディラ氏らとともに欧州サッカー連盟(UEFA)Bライセンス(ユースチームの監督やプロクラブのアシスタントコーチに就任できる指導者ライセンス)取得の勉強を行っているもよう。

ビルト電子版のインタビューでも「(指導者になる勉強は)すごく興味深いし、すぐにウチのクラブのどこかの年代のユースチームにインターンとして入るつもり」と説明。その上で将来の展望について「まだ本当にコーチや監督になるのか、プロとしてあと何年プレーするのか、決めていないんだ」と話している。

また将来的にサッカー以外の職業に就く可能性について聞かれると「時々それについて考えるけど、3歳からサッカーをやってきて、サッカーとは関係ない職業は想像ができない。でも引退直後のプランとしては家族と2~3カ月、ヨーロッパを旅して回りたい」と話した。