バイエルン・ミュンヘンが、欧州で最も活躍した21歳以下の選手に贈られる、2021年のゴールデンボーイ賞を受賞したばかりのバルセロナMFペドリ(18)の獲得を狙っていると、スペイン紙アス電子版が22日に報じた。

同紙によると、バイエルンはペドリを非常に高く評価しており、契約を結ぶために2年前にアトレチコ・マドリードからクラブ史上最高額の移籍金8000万ユーロ(約104億円)で獲得したフランス代表DFリュカ・エルナンデスを上回る金額を出すことも厭わないとのこと。さらに現在バルセロナで受け取っている4倍の給料を支払う準備をしている可能性があるという。

しかしペドリは先月、バルセロナとの契約を2026年6月30日まで延長したばかりであり、契約解除金が10億ユーロ(約1300億円)に設定されている。さらにバルセロナに居心地の良さを感じており、より大きく進化することを望んでいるため、バイエルンの関心は本物であるとのことだが、非常に難しい交渉になるだろう。(高橋智行通信員)