マジョルカのルイス・ガルシア監督(48)は、1-3で敗れた22日のラヨ・バリェカノ戦でMF李康仁(イ・ガンイン、20)を伝達ミスにより交代させてしまったことを告白した。

同監督は2節前のカディス戦でレッドカードを受け、2試合ベンチ入り停止処分を科せられていたためスタンド観戦。試合後、調子の良かった李康仁を交代させた理由について「アシスタントコーチとの間にコミュニケーションの問題があった。声が良く聞こえておらず、李康仁を代えるべきではないのに代えてしまった。彼ではなくアントニオ・サンチェスを下げるつもりだった」と明かした。

マジョルカはこれで6試合未勝利。今季14試合3勝6分け5敗の勝ち点15で13位と波に乗れていない。右膝のけがから復帰を目指す日本代表MF久保建英は早ければホームでの27日ヘタフェ戦に出場する可能性がある。(高橋智行通信員)