ACミランは26日、ステファノ・ピオリ監督(56)と新たな契約を結び、23年6月30日まで期間を延長したことを発表した。新契約には1年間の延長オプションもついているという。

ラツィオやインテル・ミラノ、フィオレンティナなどを歴任したピオリ監督は、19年10月にACミランの指揮官に就任。昨季チームをリーグ2位に導き、8季ぶりの欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得した。

ピオリ監督はACミランを率いて公式戦106試合を戦い、59勝27分け20敗の成績をマーク。チームのセリエAでの1試合あたりの得点は2・05点となっている。

ピオリ監督はクラブを通じ「競争力があり、素晴らしい価値を持つ、このチームを率いるチャンスを与えてくれたクラブに感謝したい。このクラブの価値は絶対に失われないもので、それがACミランを特別なものにしている。ここまでやってきた仕事には誇りを持っている。経営陣とは良い関係を築いてきているし、選手も成長している。そしてクラブのすべての人々には情熱がある。ACミランをさらに強化し、ファンの愛情に恩返しできるようにしたい」などとコメントした。