現在、負傷欠場しているバルセロナのスペイン代表MFペドリ(19)が、来年1月2日に敵地で行われるマジョルカ戦で復帰する予定だと、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が26日に報じた。

昨季バルセロナに加入したペドリは、今夏の欧州選手権や東京オリンピックを含め、クラブと代表で計73試合に出場。欧州で最も試合出場数の多い選手になった。欧州で最も活躍した21歳以下の選手に贈られるゴールデンボーイ賞も受賞した。

ペドリは今季、9月半ばに左足大腿(だいたい)四頭筋を負傷。そのけがが再発しており、クラブの公式戦18試合中4試合の出場にとどまっている。年内にはビリャレアル、ベティス、バイエルン・ミュンヘン(欧州CL)、オサスナ、エルチェ、セビリアとの対戦があり、さらに死去したディエゴ・マラドーナ氏の功績をたたえるため、12月14日にはサウジアラビアでボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)と親善試合を行う。これらの試合には出場しない見通しだ。

ペドリが戦列復帰する年明けのマジョルカ戦は、古巣復帰したブラジル代表DFダニエウ・アウベスのバルセロナ再デビュー戦になる可能性も高い。(高橋智行通信員)