トリノ地検は、サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)で最多36度の優勝を誇る名門ユベントスが2019年から行った選手の移籍取引に関する書類を押収するため、財務警察がトリノとミラノのオフィスを捜査したと明らかにした。ロイター通信が27日伝えた。

ユベントスはミラノの証券取引所に上場している。トリノ地検は、クラブ幹部が投資主に虚偽の報告をしたり、架空の取引の請求書を発行したりなどの不正を調べているという。地元メディアによると経営難を覆い隠す意図があったとして、アニエリ会長や元チェコ代表の名手で現副会長のネドベド氏らが捜査対象となっている。

ユベントスは「捜査当局と証券取引委員会に協力している。法や規則に従ってきたので、あらゆる疑念は晴れると確信している」との声明を発表した。(共同)